お墓の価格について
お墓の平均費用はどのくらいなのでしょうか?
君塚石材店にも、お墓に関して多くのご相談やご質問が寄せられます。
一般的な具体的にはお墓を建立する場合、墓地の広さ、墓石の大きさや種類、墓具、工事、加工費などによって、費用が変わってきます。
1.墓地・区画の広さ
お墓の値段の基準になるのは、第一に広さです。建てる区画の広さによって大きく変わり、広いほど高額になります。
お墓の広さとは墓石の大きさではなく、墓所の広さの事です。
お墓は単に敷地に墓石を置いているわけではありません。お墓にも家と同じように基礎工事が必要となります。
その他にも工事(運搬や据え付け工事など)にかかる費用におおきな違いがでます。
未整備の場所で搬入路を作る必要がある場合にはその費用も必要となってきます。
2.墓石の種類・大きさ
お墓を作るには当然墓石が必要で、お墓のお値段に大きく影響します。
比較的多く使用されていて安価な中国産の御影石と、名前の通った国産の庵治石など高価な石材では、価格は10倍も違うことがあります。
君塚石材店で扱っている墓石の価格は、だいたい100万円~300万円というラインナップになっています。
ですが決して安い石が低品質で、高い石が高品質、というわけではありません。
墓石の一例(参考価格)
お墓に使われている石材の種類は、300種類にものぼり、国内だけではなく世界各国から輸入されています。
中国産御影石等 | 45万円前後 | 柔らかく水を吸いやすいが、安価で比較的多く使用されている |
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国産真壁石・稲田石等 | 85万円前後 | 石の目が美しく上品な味わいのある石材です。昔から、墓碑によく使われてきました。 |
香川県高松産庵治石 | 400万円前後 | 日本三大花崗岩の一つとしても知られ、今では、世界でも高く評価されている石材。 |
3.墓石以外の墓具
お墓の完成には、墓石以外に敷地の周りを囲う外柵や墓誌(戒名などを彫刻する部分)、卒塔婆立てなどが必要です。
墓石の石碑の前には、花立てや香立ても必要になります。これらの墓具の設置によっても価格が変わります。
墓具は、どうしても必要だというものではありません。墓地の大きさや雰囲気を考慮して、検討することをおすすめします。
お墓を建てる際は、全体のバランスを考えて付属品をそろえるようにしましょう。
4.工事費・加工費
墓地の整備工事費や石の加工費用にあたります。
墓石の値段に対して30~40%くらいに費用が設定されています。一般的に曲線が多いデザインになると、それだけ石を削る手間が増えますので加工費が高くなります。同じ種類の石材を使用しているにもかかわらず、工事や加工の違いで数万円の差が生じることもあります。
手の込んだデザインや彫刻を施す場合は、事前に費用を確認しておきましょう。